佐賀城公園の県立博物館には「アラカシ広場」という場所があります。
今から54年前に佐賀県西有田町「坂の下遺跡」から、約4000年前縄文時代の
アラカシの実が多数出土したそうです。なんとそのどんぐりの実は翌年発芽し、
佐賀大学農学部や佐賀県林業試験場で育てられ、昭和45年に現在の場所に移植され
「縄文アラカシ」と名付けられたそうです。現在は、10m以上にもなって大きく
茂っています。
また、その縄文アラカシの血をひくⅡ世のアラカシが今、佐賀城公園で大きく
育っています。
たくさんのどんぐりを実らせていて、頼もしい限りです。