売茶翁生誕350年記念 [三春の滝桜・子孫樹の植樹式]が行われました。
【午前の部】
日時 令和7年2月8日土曜日 8時30分~9時
場所 肥前通仙亭前庭
※10時~ さがお茶がゆ会による茶がゆのふるまい
【午後の部】
日時 令和7年2月8日土曜日 14時30分~15時
場所 佐賀城公園・茶室「清恵庵」前
佐賀支藩蓮池出身の売茶翁(僧名月海)は晩年上洛し、己の信念を貫く為、禅僧から茶売りの商人になりました。煎茶でもてなし、禅を説き、身分の隔てなく寄り添い、その姿は絵師・伊藤若冲などの文人から市井の人々にまで幅広く尊敬されて、売茶翁と呼ばれました。売茶翁の叔父・草川次綱は三春藩士で東北には親類も多く、その関係から「福島県三春町歴史民俗資料館」と特定非営利活動法人高遊外売茶翁顕彰会との交流が生まれました。翁は、仙台の万寿寺にも四年間修業のために逗留、樹齢千年の「三春の滝桜」を眺めていたのではとの思いから、「三春さくらの会」より子孫樹を、売茶翁生誕350年を記念し、ご寄付いただきました。
「三春の滝桜」が末永く両地域の友好と繁栄を見守ってくれることを願っています。
文:特定非営利活動法人高遊外売茶翁顕彰会 様
佐賀城公園・茶室「清恵庵」前 [三春の滝桜]の子孫樹
写真提供:福島県三春町 [三春の滝桜]