新着情報(売茶翁生誕350年記念 三春滝桜の子孫樹を植樹)

売茶翁生誕350年記念 三春滝桜の子孫樹を植樹

佐賀城公園の清恵庵において、売茶翁(僧名月海)の生誕350年を記念して、三春滝桜の子孫樹が植樹されました。
売茶翁は佐賀支藩蓮池出身であり、晩年には己の信念を貫くため、上洛して禅僧から茶賣の商人へと転身しました。
煎茶でもてなし、禅を解き、身分の隔てなく寄り添うその姿勢は文人から市井の人々にまで広く尊敬され、売茶翁と呼ばれるようになりました。
彼の叔父・草川次綱が三春藩士であったことから、福島県三春町との交流が生まれ、「福島県三春町歴史民俗資料館」とNPO法人高遊外売茶翁顕彰会が協力して、今回の植樹が実現しました。
「三春さくらの会」より寄贈された子孫樹は、仙台の万寿寺にも4年間逗留していた売茶翁が眺めていたであろう樹齢千年の「三春の滝桜」を思い起こさせます。
この桜が両地域の友好と繁栄を見守り続けることを願い、今回の植樹が行われました。
今後、この小さな子孫樹が大きく成長していく姿をご覧ください。

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