公園概要
佐賀城公園は、県都佐賀市の中心部に位置し、佐賀城址や佐賀城本丸歴史館、県立博物館・美術館、県立図書館、市村記念体育館、さがレトロ館等の文化施設を内包する県立都市公園(総合公園)で、お濠で囲まれた県民の憩いの公園です。
計画面積は約33.2ヘクタールで、昭和36年から整備事業が始まり、平成19年に制定された「佐賀城下再生100年構想」により、東濠の復元工事等現在も整備が続けられています"
樹木の中にお城が沈み込んで見えること等から「沈み城」とも呼ばれるほど、佐賀城公園のお濠周りには現在も高さ30mを超えるダイオウショウやクスノキが存在しています。特に大楠は、「佐嘉城阯の楠群」として県の天然記念物に指定されています。
春には約500本のソメイヨシノなどの桜が満開となり、秋はモミジやナンキンハゼなどが紅葉します。また野鳥や水鳥も多く飛来し、水と緑の自然豊かな公園です。
平成元年「日本の都市公園100選」、平成18年には「日本の歴史公園100選」にも選ばれました。お濠周りの園路は総延長約4㎞あり、老若男女の散歩路やジョギングやウォーキングなど健康づくりの場として多くの人に利用されています。